馴寄(読み)なよる

精選版 日本国語大辞典 「馴寄」の意味・読み・例文・類語

な‐よ・る【馴寄】

〘自ラ四〙 =なれよる(馴寄)
※句題五十首(1201)月前竹風故郷の月ふく風になよ竹のなよりあひてもいく夜へぬらん〈後鳥羽院〉」

なれ‐よ・る【馴寄】

〘自ラ四〙 なれて近寄る。親しく近寄る。なよる。
源氏(1001‐14頃)常夏「今は御こと教へたてまつり給ふにさへことつけて、近やかになれより給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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