( 1 )[ 一 ]②は、「顕注密勘‐四」に「にほひ久しければ常夏といへり」、「八雲御抄‐三」に「とこ夏は四時花とかけり。夏秋は歌によむ。春冬いまだよまず」とあるように、長く咲き続ける花であることによる。
( 2 )歌では、その名から夏の景物として詠まれ、「床」との関連で、恋のイメージを持ち、挙例の「古今集」歌のように「塵」や「寝る」を詠み込むことが多い。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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