( 1 )[ 一 ]②は、「顕注密勘‐四」に「にほひ久しければ常夏といへり」、「八雲御抄‐三」に「とこ夏は四時花とかけり。夏秋は歌によむ。春冬いまだよまず」とあるように、長く咲き続ける花であることによる。
( 2 )歌では、その名から夏の景物として詠まれ、「床」との関連で、恋のイメージを持ち、挙例の「古今集」歌のように「塵」や「寝る」を詠み込むことが多い。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...