駿河国絵図(読み)するがのくにえず

日本歴史地名大系 「駿河国絵図」の解説

駿河国絵図(正保国絵図)
するがのくにえず

一一七×二二〇センチ

写本 国立公文書館内閣文庫

解説 作製年代の記載はない。寛永二一年(正保元年)幕府は各大名・代官国絵図郷帳・城絵図の作製を命じた。駿河国は田中城主北条氏重、駿府町奉行落合道次・神保重利、代官一色直為が作製を担当した。内閣文庫所蔵のものは志太・益頭・有渡・安倍の四郡分のみが現存し、庵原・富士・駿東の三郡は欠失している。現存部に郡別の石高記載はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android