高山川流域条里遺構(読み)たかやまがわりゆういきじようりいこう

日本歴史地名大系 「高山川流域条里遺構」の解説

高山川流域条里遺構
たかやまがわりゆういきじようりいこう

高山川右岸の杵築市宮司(みやじ)地区に東西五町分・南北二町分程度の条里地割遺構がみられた。阡線は約三四度東に偏していたという。宮司には四(よん)ノ坪(つぼ)という条里呼称の数詞坪地名がみられる。康永三年(一三四四)七月六日の八坂下庄中村内忠氏知行坪付注文案(秋吉文書)にみえる守末(もりすえ)名の八坪も、この地割の内に含まれていたものと考えられている。また年未詳の八坂下庄秋吉名当知行并押領分坪付注文(同文書)には惣里一坪・二坪・三坪・七坪・十坪、石屋里二坪、田渡里一坪、田嶋里一坪、金浜里一坪・三坪・廿三坪、中間里一坪・二坪・四坪・十五坪、八代里十二坪などが記されているが、これらの地の具体的比定はなされていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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