高接病(読み)たかつぎびょう

世界大百科事典 第2版の解説

たかつぎびょう【高接病】

リンゴの品種更新の際,既存のリンゴ樹に新品種の穂木を高接ぎした場合に発生するウイルス病。高接病は,台木にマルバカイドウやミツバカイドウを用いる日本特有の病気で,デリシャス系などの穂木に潜在感染していたウイルスが,中間台を経て台木に感染すると,台木の木部や皮部に壊疽(えそ)や溝が生じ,数年で地上部の生育不良,枯死という症状を招く。無病の穂木を用いることにより防ぐ。【夏秋 知英】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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