症状(読み)ショウジョウ

デジタル大辞泉 「症状」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょう〔シヤウジヤウ〕【症状】

病気けが状態。病気などによる肉体的、精神的な異状。「自覚症状
[類語]病状容態病態

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精選版 日本国語大辞典 「症状」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょうシャウジャウ【症状】

  1. 〘 名詞 〙 病気やきずの状態。病気などのために現われる現象・状態。病状。症候
    1. [初出の実例]「若くは其人各別に嫌忌あれば、則ち中毒の症状を発す」(出典:七新薬(1862)一)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「症状」の意味・わかりやすい解説

症状
しょうじょう

病気または疾病疾患とは、健康で正常な生活を営んでいる個体が、正常と認められる範囲を外れて、機能的、形態的、あるいは精神的に異常な状態となることであり、この異常な状態がさまざまの形で表現されたものが症状である。症状は自覚的なものと他覚的なものとに大別され、自ら感ずる、すなわち自覚的の異常感を訴える場合は愁訴complaints、自覚症状symptomsといい、医師診察、あるいは検査によって確かめられる異常は他覚症状あるいは所見signsという。しかし医療の実際面では、通常、自覚症状、他覚症状をあわせて症状と一括される。

渡辺 裕]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「症状」の意味・わかりやすい解説

症状
しょうじょう
symptoms and signs

生体が病気にかかったときに認められる変化を総括していう場合に用いる用語頭痛悪寒発熱などの自覚症状と,聴打診その他の検査をしてわかる他覚症状とがある。後者を特に徴候と呼ぶことが多い。

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普及版 字通 「症状」の読み・字形・画数・意味

【症状】しようじよう

病状。

字通「症」の項目を見る

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