既存(読み)きそん

精選版 日本国語大辞典 「既存」の意味・読み・例文・類語

き‐そん【既存】

〘名〙 すでにあること。
※心頭語(1900‐01)〈森鴎外一家財政「此手段にして夫の妻を疎外するより出でば、是れ既存の不幸にして、妻の夫を疎外する因とならば、是れ未来の不幸なり」

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デジタル大辞泉 「既存」の意味・読み・例文・類語

き‐そん【既存】

[名](スル)以前から存在すること。「既存施設を活用する」
[補説]「きぞん」と読むのは、本来は誤り。
[類語]存在所在現存実在実存現在厳存げんそん存立そんする

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