高文郷(読み)たかふみごう

日本歴史地名大系 「高文郷」の解説

高文郷
たかふみごう

和名抄」所載の郷で、同書高山寺本など諸本とも訓を欠く。これをタカフミと訓じ、現大網白里おおあみしらさと金谷かなや郷に残る高海たかうみ(高海堤・高海崎)を遺称地とする説がある。また、タカアヤと訓じ、長屋王家木簡にみえる武昌郡高舎里の「高舎」をタカヤと読んで当郷にあてるなら、和銅六年(七一三)当時は武射むしや郡に属していたことになり、郡境の変更があった可能性がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 むし

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む