高陽の徒(読み)こうようのと

精選版 日本国語大辞典 「高陽の徒」の意味・読み・例文・類語

こうよう【高陽】 の 徒(と)

  1. ( 「史記‐酈生陸賈伝」の「初沛公引兵過陳留、酈生踵軍門謁、〈略〉使者出謝曰、沛公敬謝先生、方以天下事、未儒人也。酈生瞋目案剣叱使者曰、走復入言沛公、吾高陽酒徒也、非儒人也」から ) 酒飲み。酒を好む人。
    1. [初出の実例]「今宵の雪をいかにやなど、そそのかす高陽の徒の手紙有」(出典:俳諧・蕪村真蹟‐五車反古序(1783))
    2. [その他の文献]〔高適‐田家春望詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android