髪着込む(読み)かみきこむ

精選版 日本国語大辞典 「髪着込む」の意味・読み・例文・類語

かみ【髪】 着込(きこ)

  1. 女が、後ろに垂らした髪を重ね着の衣の間に入れる。
    1. 髪着込む〈春日権現験記絵〉
      髪着込む〈春日権現験記絵〉
    2. [初出の実例]「口うちすげみて、かみきこめたるあやしの者どもの、手をつくりて額にあてつつ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android