鬢糸茶烟の感(読み)ビンシサエンノカン

デジタル大辞泉 「鬢糸茶烟の感」の意味・読み・例文・類語

鬢糸びんし茶烟さえんかん

杜牧「題禅院」から》若いころ遊びに夢中になった者が、年老いてから悠々自適し淡泊な生活を送る、その心境をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬢糸茶烟の感」の意味・読み・例文・類語

びんし【鬢糸】 茶烟(さえん)の感(かん)

  1. ( 「杜牧‐題禅院詩」の「今日鬢糸禅榻畔、茶烟軽颺落花風」による ) 若いころ遊びにふけった者が、年老いてから淡泊な生活を楽しんで余生を送る心境。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む