鯨に鯱(読み)クジラニシャチホコ

デジタル大辞泉 「鯨に鯱」の意味・読み・例文・類語

くじらしゃちほこ

つきまとって害を与えることのたとえ。また、つきまとって離れないことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「鯨に鯱」の意味・読み・例文・類語

くじら【鯨】 に 鯱(しゃちほこ)

  1. つきまとって都合の悪いことや害をあたえること、また、邪魔に思われても、どこまでも付いて行くことのたとえ。
    1. [初出の実例]「妼(こしもと)どもがそびかふて〈略〉主の行かしゃる所々、跡から築羽根、鯨(クジラ)に鯱(シャチホコ)」(出典浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)三)

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