鳴立(読み)なりたてる

精選版 日本国語大辞典 「鳴立」の意味・読み・例文・類語

なり‐た・てる【鳴立】

〘自タ下一〙 なりた・つ 〘自タ下二〙
① どなりたてる。わめきたてる。なりたつ。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「なり立て、にらみつけられ」
② しきりに鳴る。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四「門口ベルが勢よく鳴り立てて」

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