鶏卜(読み)けいぼく

普及版 字通 「鶏卜」の読み・字形・画数・意味

【鶏卜】けいぼく

鶏骨いて卜する。〔史記、武帝紀〕乃ち越巫をして越の祠を立てしめ、~亦た天百鬼を祠り、を以て卜す。上(しやう)、之れを信ず。越祠卜、始めて用ふ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鶏卜の言及

【占い】より

…相占はこの外に現れたものを手がかりに(痣(ほくろ)のようなものでも重要なきめてになる),内に隠れたものを探り出す占いといえよう。その他,古代からある夢占い,時の吉凶を占う六壬(じん)・遁甲(とんこう)・太乙のいわゆる三式,風の方向や音によって吉凶を占う風角占,文字占いの測字(拆(たく)字,破字,相字),墓の地形方角と子孫の吉凶を結びつける風水,鶏の足を使う鶏卜等々,枚挙にいとまがない。このような無数の占いの底にあるものは,あらゆる事物はたがいに感応の糸によってひそかに結ばれているとする思考であろう。…

【ニワトリ(鶏)】より

…キジ目キジ科ニワトリ属の鳥類で,家禽(かきん)の一つ。祖先種は東南アジアに広く野生するセキショクヤケイ(赤色野鶏)とされているが,このほか,インド西部のハイイロヤケイ(灰色野鶏),スリランカのセイロンヤケイ(セイロン野鶏),スンダ列島のアオエリヤケイ(緑襟野鶏)なども成立に関与したとする説もある(〈ヤケイ〉の項参照)。家畜化は前3000年ころにインドで行われ,これが東は東南アジア,中国に,西へはイランを経て地中海沿岸諸国からヨーロッパへと広まっていった。…

※「鶏卜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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