鶯宿梅妻戸帯引(読み)おうしゅくばい つまどのおびひき

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「鶯宿梅妻戸帯引」の解説

鶯宿梅妻戸帯引
〔半太夫〕
おうしゅくばい つまどのおびひき

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
沢村註蔵
初演
宝暦9.1(江戸中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鶯宿梅妻戸帯引の言及

【帯引物】より

…だが女が鎧の草摺を引き合うのは似つかわしくないところから,当初は五郎と朝比奈とで行われていた〈帯引〉を転用し,しだいに五郎は〈草摺引〉,対する少将は〈帯引〉に落ちついたものである。〈帯引〉の初演は1759年(宝暦9)正月江戸中村座《鶯宿梅妻戸帯引(おうしゆくばいつまどのおびひき)》で,少将が2世瀬川菊之丞,朝比奈が初世市川八百蔵。以来江戸庶民に〈草摺引〉同様に人気があったので,多くの書替え作が生じて一系統を成したが,今日は廃絶。…

※「鶯宿梅妻戸帯引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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