鶴瀬(読み)つるせ

精選版 日本国語大辞典 「鶴瀬」の意味・読み・例文・類語

つるせ【鶴瀬】

  1. ( 「つるぜ」とも ) 山梨県中央部、東山梨郡大和村の地名江戸時代、甲州街道駒飼(こまがい)勝沼との間にあった宿駅

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鶴瀬の言及

【笹子峠】より

…標高1096m。かつての甲州街道第一の難所で,東麓には白野,阿弥陀海道,黒野田(以上,現大月市笹子町),北麓には鶴瀬(東山梨郡大和村)などの宿場があった。また,山梨県は峠を境に東の郡内地方,西の国中地方(甲府盆地)に分かれている。…

【大和[村]】より

…甲府盆地の最東端に位置し,大菩薩嶺に発し笛吹川に注ぐ日(につ)川が村の中央部を西流する。交通の難所として知られた笹子峠の西麓にあり,かつては甲州道中の宿場の鶴瀬が栄えたが,中央本線開通(1903)後は初鹿野(はじかの)駅周辺が中心となった。村域のほとんどが山林で,農林業を主体としてきたが,近年は観光と結びついたブドウなどの果樹とシイタケの栽培が盛んで,国道20号線,中央自動車道を利用して訪れる客も多い。…

※「鶴瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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