鶴見事故(読み)つるみじこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶴見事故」の意味・わかりやすい解説

鶴見事故
つるみじこ

三河島事故と並ぶ戦後の国電2大衝突事故の1つ。 1963年 11月9日午後9時 50分,東海道線新子安駅と鶴見駅の間で下り貨物列車脱線し,最後部の2両が転覆,3両目が東海道旅客線の線路にかかった。そこに横須賀発東京行きの上り電車が突入し,脱線。さらにその上り電車の最前部の1両は脱線して貨物列車と並行して走っていた東京発逗子行きの横須賀線下り電車4両目と5両目に衝突。死者 161人を出した。

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