脱線(読み)ダッセン

デジタル大辞泉 「脱線」の意味・読み・例文・類語

だっ‐せん【脱線】

[名](スル)
汽車電車などの車輪線路からはずれること。「列車脱線する」
話や行為本筋から横道にそれること。「話が脱線する」
[類語]変則的変則変格破格イレギュラー異例珍しい異常特異異状非常別条異様奇警法外理不尽非理不条理不合理非合理れる外れる狂い踏み外す逸脱ずれるずれ型破り例外例外的風変わり格外

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精選版 日本国語大辞典 「脱線」の意味・読み・例文・類語

だっ‐せん【脱線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 汽車・電車などの車輪が線路からはずれること。〔ことばの泉(1898‐99)〕
    1. [初出の実例]「電車でも脱線したと云ふのか」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉一九)
  3. ( 比喩的に ) 常軌を逸した行動をすること。また、目的本題からそれること。
    1. [初出の実例]「僕の弱点として何うしても脱線する気になれないのである」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉須永の話)

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