麻布妙祝寺門前(読み)あざぶみようしゆくじもんぜん

日本歴史地名大系 「麻布妙祝寺門前」の解説

麻布妙祝寺門前
あざぶみようしゆくじもんぜん

[現在地名]港区六本木ろつぽんぎ六丁目

長門長府藩毛利家上屋敷の西にある妙祝寺の門前町屋。東側の片側町で西・南・北が麻布桜田あざぶさくらだ町、東が妙祝寺境内。寛永八年(一六三一)には境内桜田町の年貢地六六〇坪のうち四七坪で、年代不明であるが許されて門前町屋になり、延享二年(一七四五)町方支配。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android