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麻薬問題[ラテンアメリカ] まやくもんだい[ラテンアメリカ]el problema de drogas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

麻薬問題[ラテンアメリカ]
まやくもんだい[ラテンアメリカ]
el problema de drogas

ラテンアメリカは,アメリカへの最大の麻薬供給地および中継地となっており,アメリカが冷戦後の最重要課題の一つとする麻薬戦争の最前線である。麻薬組織としてはコロンビアのメディジン・カルテルカリ・カルテルが最大で,1989年8月にコロンビア政府はこれとの全面戦争に入り,93年末にメディジン・カルテルの首領パブロ・エスコカバルを銃撃戦の末,射殺した。またアメリカはコロンビアとともに主要供給国になっているペルーボリビア政府にも援助を送り,それらを含めた麻薬対策費 79億ドルを計上した。しかし。 70年代初めの「フレンチ・コネクション」破壊とともにラテンアメリカ経由の供給が増えたことから,栽培地の貧困対策とともに消費国での教育が先決だとする考え方もある。

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