鼠米(読み)ねずみごめ

精選版 日本国語大辞典 「鼠米」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐ごめ【鼠米】

  1. 〘 名詞 〙 鼠の臭気がある米。
    1. [初出の実例]「ねつみ米だとねこまとの喰ところ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐天明五(1785)仁二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鼠米の言及

【米】より

…インド型の稲米である。この種中に赤米や鼠米(ねずみごめ)が入るようにも記し,鼠米は香稲ともとれる記述をする。赤米は対馬などで神事に用いられることから民俗学者の注意を呼ぶ。…

【香米】より

…インド型イネ系統の一種とされる米で,香りに特徴があることから,〈かばしこ〉〈鼠米(ねずみごめ)〉〈じゃこう米〉などとも呼ばれる。明治時代までは全国的に栽培されていたというが,現在はごく一部の地域の特定農家で自家用に栽培しているにすぎない。…

※「鼠米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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