ラウロラクタム

化学辞典 第2版 「ラウロラクタム」の解説

ラウロラクタム
ラウロラクタム
laurolactam

azacyclotridecane-2-one.C12H23NO(197.32).各種の合成法があるが,おもにシクロドデカトリエン水素化すると得られるシクロドデカンの酸化およびオキシム化,またはシクロドデカンの光ニトロソ化によって,シクロドデカノンオキシムとし,これをベックマン転位して合成する.融点150~153 ℃.ナイロン12の単量体に用いられる.[CAS 947-04-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android