一方向性関数(読み)イチホウコウセイカンスウ

デジタル大辞泉 「一方向性関数」の意味・読み・例文・類語

いちほうこうせい‐かんすう〔イチハウカウセイクワンスウ〕【一方向性関数】

計算は容易だが、逆関数の計算が非常に困難な関数。計算結果から元の引数を求めることが困難な性質をもつため、公開鍵暗号などに利用される。一方向関数。落とし戸関数。OWF(one way function)。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「一方向性関数」の解説

一方向性関数

簡単に計算できるが逆関数の計算は非常に困難もしくは不可能な関数。一方向性関数を利用した暗号では、相手に暗号化鍵を教える際に、他人に漏れても直ちに暗号を解読されるという事態にはならない。公開鍵暗号方式に利用されている。

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