一簣を以て江河を障ぐ(読み)いっきをもってこうがをふせぐ

精選版 日本国語大辞典 「一簣を以て江河を障ぐ」の意味・読み・例文・類語

いっき【一簣】 を 以(もっ)て江河(こうが)を障(ふせ)

  1. ( 「漢書‐何武・王嘉・師丹伝賛」の「武嘉区区、以一簣江河、用没其身」による。もっこ一杯のわずかな土で大河の水をせき止める意から ) 微力で乱を防ぐことなどのたとえ。大海を手でふさぐ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android