唯是(読み)い(ゐ)し・ただこれ

普及版 字通 「唯是」の読み・字形・画数・意味

【唯是】い(ゐ)し・ただこれ

これのみ。強める語。〔左伝、僖四年〕君は北に處(を)り、寡人は南に處る。唯だ是れ風する馬牛も、相ひばざるなり。(はか)らざりき、君の吾が地に(わた)らんとは。何の故ぞ。

字通「唯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android