心を一つに(読み)こころをひとつに

精選版 日本国語大辞典 「心を一つに」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 一(ひと)つに

  1. 他のものと心を合わせて。気をそろえて。
    1. [初出の実例]「諸の臣力を合せ、国の民心を一にして涙を垂れて共に白さく」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
  2. 一心に。他念なく。
    1. [初出の実例]「若し仏の御名をきかば心を一にして拝みたてまつれ」(出典:観智院本三宝絵(984)下)

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