民心(読み)ミンシン

精選版 日本国語大辞典 「民心」の意味・読み・例文・類語

みん‐しん【民心】

  1. 〘 名詞 〙 民衆の考えや気持。また、民衆の支持民情
    1. [初出の実例]「大聖の天下を治は、民心を転移して咸教易俗」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)二)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・節南山〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「民心」の読み・字形・画数・意味

【民心】みんしん

民の心。民意。〔左伝、昭七年〕六物(歳時日月星辰)同じからず、民心壹(いつ)ならず、事序せず、官則(のり)あらず、始めを同じうするも、りを異にせば、胡(なん)ぞ常とすべけんや。

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