成は厭なり思うは成らず(読み)なるはいやなりおもうはならず

精選版 日本国語大辞典 「成は厭なり思うは成らず」の意味・読み・例文・類語

なる【成】 は 厭(いや)なり思(おも)うは成(な)らず

  1. 成就するものはいやだし、これはと思うものはまとまらない。縁談などの思うままにならないことにいう。
    1. [初出の実例]「なるはいやなり、おもふはならす、扨もかなはぬうき世にて候」(出典:評判記・吉原用文章(1661‐73)三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android