縁談(読み)エンダン

とっさの日本語便利帳の解説

縁談は、仲人に写真と釣書(つりがき)を渡すことから始まる。釣書には本人の履歴と家族について書くが、男性は収入状態も書いた方がよい。写真は、見合い用のもののほかに、スナップ写真を添えるのが望ましい。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

大辞林 第三版の解説

結婚や養子縁組などの話。結婚話。 娘の-がもち上がる -がまとまる

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

婚姻前の男女の縁組の話。わが国の結婚様式は、もともと一般の人でも貴人の間でも同じく、当人同士の話し合いで決まり、実際の婚姻成立のあとになって初めて親たちや仲間に告げて、承認を得るというのがごく普通の順序であった。したがって、いまの形の縁談はまったく必要のないものであったが、鎌倉時代以降、武士階級のなかの婚姻が当事者よりも家格とか、つり合いを重視するようになった結果、遠隔の地の男女が婚姻するという形となると、どうしても最初に男女の2人の間、あるいは両家の間をとりもつ人間が入用ということになって、これが後世の仲人(なこうど)の発生となった。前述のように武士階級に発生したとしても、一般の村人はまだまだ昔風の婚姻形式を守っていた。この縁談や仲人という考え方が一般人の間に浸透して、婚姻形式が変わったのは、いわば武士階級の模倣と、その生活へのあこがれが源となっている。[丸山久子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 縁組の相談。夫婦または婿養子の縁組についての相談。
※雑俳・柳多留‐一四(1779)「ゑんだんがしちむつかしく出来かねる」

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