水注く(読み)ミナソソク

デジタル大辞泉 「水注く」の意味・読み・例文・類語

み‐な‐そそく【水注く】

[枕]
水がほとばしる「大水おほみ」、あるいは水が注ぎ入る「大海おほみ」の意から、同音の「おみ」にかかる。
「―臣の嬢子をとめ」〈・下・歌謡
水のほとばしる意から、勢いよく泳ぐ「しび」にかかる。
「―しび若子わくごを」〈武烈紀・歌謡〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android