6・3・3制(読み)ろくさんさんせい

世界大百科事典(旧版)内の6・3・3制の言及

【学校】より

…さらにこれを受けて,1860年代には統一基礎学校としての初等学校(コモン・スクールcommon school)がつくられ始め,19世紀末には,これに中等学校(ハイ・スクールhigh school)を接続させる方式がとられるようになった。その多くは8・4制であり,20世紀に入って初等学校最終の2学年と中等学校の第1学年とをあわせて下級中学校(ジュニア・ハイ・スクールjunior high school)を設け,6・3・3制がほぼ半分の州で実現した。以上のように,欧米諸国では第1次大戦後,教育を受ける機会の均等実現の主張は強くなり,〈中等教育をすべての者にsecondary education for all〉のスローガンをかかげて中等学校の拡充がすすめられた。…

※「6・3・3制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む