8社懇(読み)はっしゃこん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「8社懇」の意味・わかりやすい解説

8社懇
はっしゃこん

金属4業種8社懇談会。日本の賃金決定の相場づくりに最も大きな影響を与える経営側の情報交換の場。石油危機後の 1976年に,鉄鋼電機自動車造船の大手企業各2社によって設立され,翌年これに対応してつくられた労組側組織の4業種8企業連絡会議 (8社労懇) とともに,今日まで春闘相場事実上左右してきたといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android