BSP試験(読み)ビーエスピーしけん(その他表記)Bromsulphalein test

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「BSP試験」の意味・わかりやすい解説

BSP試験
ビーエスピーしけん
Bromsulphalein test

肝機能検査法の一つ。検査用試薬のブロムサルファレン BSPを静脈内に注射すると,健康な人ならば,すみやかに肝臓から胆汁に排泄されるので,その血液中からの排泄速度によって肝機能の一部が測定できる。臨床検査では,体重 1kgあたり 5mgを注射し,30分後の血清中に5%以上含まれているものを肝障害と判定する。ときに副作用として,局所の発赤,アレルギー反応,ショックなどが起るため,使用には十分注意が必要。最近では,ICG (インドシアングリーン) 法が一般的になっている。

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関連語 肝機能検査法

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