干魳(読み)ひがます

精選版 日本国語大辞典 「干魳」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がます【干魳】

〘名〙
① 魳の干物
浮世草子西鶴織留(1694)一「ぬり台に小鮹魚一連又は干魣(ヒカマス)二十居て」
② やせ細った身体の人をあざけっていう語。やせがます。
※俳諧・天満千句(1676)一〇「干魳いづれ露ぞみたるる〈武仙〉 やせこけて目にもたまらず泣わたり〈西花〉」

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