HSST(読み)エッチエスエスティー(その他表記)HSST

デジタル大辞泉 「HSST」の意味・読み・例文・類語

エッチ‐エス‐エス‐ティー【HSST】[high speed surface transport]

high speed surface transport》常電導磁気浮上システム。常電導磁石の吸引力でレールから浮上し、リニアモーターで前進するリニアモーターカー日本航空名古屋鉄道中心となり開発が進められ、2005年の愛知万博の主要アクセス手段として導入された。万博閉会後は、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)として営業運転が行われている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のHSSTの言及

【磁気浮上式鉄道】より

…一般には車両側の磁石を電磁石とし,電流を調節することによって浮上の度合を調整するようにする。日本で開発されているHSST(high speed surface transportの略)や,ドイツのトランスラピットなどがこの方式に属している。 反発式は図1‐bにおいて軌道側磁石と車両側磁石の両極に生ずる反発力を利用して浮上するものである。…

※「HSST」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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