IUPAC(読み)アイユーピーエーシー(その他表記)IUPAC

デジタル大辞泉 「IUPAC」の意味・読み・例文・類語

アイ‐ユー‐ピー‐エー‐シー【IUPAC】[International Union of Pure and Applied Chemistry]

International Union of Pure and Applied Chemistry》化学者の国際学術機関の一。1919年設立。事務局は米国ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク。国際純粋・応用化学連合。国際純正・応用化学連合。国際純正および応用化学連合。→IUPAP

アイ‐ユー‐パック【IUPAC】[International Union of Pure and Applied Chemistry]

International Union of Pure and Applied Chemistry》⇒アイ‐ユー‐ピー‐エー‐シー(IUPAC)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「IUPAC」の解説

IUPAC(アイユーパック)
アイユーパック

International Union of Pure and Applied Chemistryの略称.[同義異語]国際純正および応用化学連合

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「IUPAC」の解説

IUPAC

 →国際純正・応用化学連合

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のIUPACの言及

【化学】より

…日本をはじめ世界のほとんどの国では化学者のつくる学会があり,場合によっては化学の分野あるいは小分野に対応する学会がある。このほかに各国化学会の連合組織である国際純正応用化学連合(IUPACと略称)があり,化学の世界における国際連合の役割を果たしている。
【化学の歴史】

[古代・中世]
 化学(英chemistry,独Chemie,仏chimie)という語の語源がギリシア語のchēmeiaであることに異論はないようである。…

【化学】より

…日本をはじめ世界のほとんどの国では化学者のつくる学会があり,場合によっては化学の分野あるいは小分野に対応する学会がある。このほかに各国化学会の連合組織である国際純正応用化学連合(IUPACと略称)があり,化学の世界における国際連合の役割を果たしている。
【化学の歴史】

[古代・中世]
 化学(英chemistry,独Chemie,仏chimie)という語の語源がギリシア語のchēmeiaであることに異論はないようである。…

【化合物命名法】より

…そして1892年,ヨーロッパ9ヵ国の化学者がスイスのジュネーブに集まって,有機化合物命名法の制定を協議し,制定したのが,いわゆるジュネーブ命名法(万国命名法)である。これはさらに1919年国際純正応用化学連合IUPACが成立すると,その中に命名法委員会がつくられ,これに引きつがれることになった。現在,IUPACでは,無機,有機,生物化学の3部門での命名法委員会がつくられている。…

【原子量】より

…現在は,国際的に採用決定された国際原子量が用いられる。19世紀末,アメリカ化学会,次いでドイツ化学会によってその値の発表が行われ,1919年に〈国際純正応用化学連合(IUPAC)〉が組織されて以来,その下部機構としての国際原子量委員会による討議決定にもとづく国際原子量が毎年公示されており,最近では同位体比のゆらぎ,測定精度のばらつきによる数値の誤差に対する詳細な配慮にもとづく注釈がつぎつぎ加えられるようになった。【藤本 昌利】。…

【国際学術連合会議】より

…国際天文学連合(略称IAU,1919創立。以下同様),国際地理学連合(IGU,1923),国際数学連合(IMU,1952),国際生化学連合(IUB,1955),国際生物学連合(IUBS,1919),国際結晶学連合(IUC,1947),国際測地学・地球物理学連合(IUGG,1919),国際地質学連合(IUGS,1961),国際免疫学連合(IUIS,1969),国際栄養学連合(IUNS,1946),国際薬理学連合(IUPHAR,1959),国際生理学連合(IUPS,1953),国際理論・応用生物物理学連合(IUPAB,1961),国際純正・応用化学連合(IUPAC,1919),国際理論・応用物理学連合(IUPAP,1922),国際電波学連合(URSI,1919),国際科学史・科学哲学連合(IUHPS,1954),国際理論・応用力学連合(IUTAM,1947)。ICSUは次のような特別委員会を設置し科学技術をめぐる広範な問題に取り組んでいる。…

※「IUPAC」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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