世界大百科事典(旧版)内の‘Aṭbaraの言及
【スーダン】より
…
【自然】
北緯4゜~22゜の熱帯にまたがるスーダンは,北のサハラ砂漠乾燥地帯から南端の熱帯雨林にいたるまで多様な自然景観をもつ。国土の中央やや東寄りを,ウガンダのビクトリア湖に発し南部国境付近山岳地帯から流れる諸河川を集めた白ナイル川が北上し,エチオピア高原に発した青ナイル川と首都ハルツームで,アトバラ‘Aṭbara川とはアトバラで,それぞれ合流し1本のナイル川となってエジプトへ抜ける。 ヌビア砂漠Ṣaḥrā’ al‐Nūbaとよばれる北部の砂漠地帯は,年間降雨量100mm以下で,岩はだの荒野が広がる。…
【ナイル[川]】より
…青ナイルは,季節風による降雨の影響をうけて増水期に多量の水を流すことがあり,エジプトにおける洪水のもとともなる。スーダンのアトバラでさらにアトバラ川‘Aṭbaraが合流する。ハルツームからエジプトのアスワンにかけて,途中六つの急流(瀑布)が形成される。…
※「‘Aṭbara」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」