世界大百科事典(旧版)内のAletrisの言及
【ソクシンラン】より
…山麓の明るい草地や路傍に多いユリ科の多年草(イラスト)。花茎には縮れた白毛を密生し,粉をふいたように見える。花茎は高さ10~30cmで,根生する線形の多数の葉の間から1本出る。和名の〈束心蘭〉は葉の束の中心から花茎が出る性質にちなんだものといわれている。花は穂状花序に多数つき,花被片は長さ2~3mmで,6枚が合着して筒状となる。茎と同様に縮れ毛を密生する。根は薬用とされ,咳止めに効用があるといわれる。…
※「Aletris」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」