束心蘭(読み)そくしんらん

精選版 日本国語大辞典 「束心蘭」の意味・読み・例文・類語

そくしん‐らん【束心蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科多年草本州の関東以西、中国、四国、九州の山地路傍草原に生える。高さ三〇~七〇センチメートル。短い地下茎があり、長さ一〇~三〇センチメートルの線形の葉を多数根生する。古い葉の繊維が株の基部にシュロ毛状に残る。五~七月頃、葉の間から穂状花序を伸ばし、長さ約六ミリメートルの淡紅色を帯びた白色筒状花を密につける。花の基部には線形の小さな苞があり、花序全体にちぢれ毛が密生する。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「束心蘭」の解説

束心蘭 (ソクシンラン)

学名Aletris spicata
植物。ユリ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android