世界大百科事典(旧版)内の《Aphrodite》の言及
【ルイ】より
…早くから古代ギリシアの文学に親しみ,処女詩集《アスタルテ》(1893)を刊行の後,ギリシア古典風の散文詩集《ビリティスの歌Les chansons de Bilitis》(1894)を発表して好評を博した。さらに彼の文名を高めたのは,アレクサンドリア様式の韻文小説《アフロディトAphrodite》(1896)である。そのほか,異教的な逸楽,優雅な感受性,好事家的博識を特質とする彼の作品に,《女と傀儡》(1898),《ポーゾール王の冒険》(1901)などがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」