胡蝶蘭(読み)コチョウラン

精選版 日本国語大辞典 「胡蝶蘭」の意味・読み・例文・類語

こちょう‐らんコテフ‥【胡蝶蘭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ラン科の多年草。フィリピン、台湾原産で、観賞用に温室などで栽培される。気生ランで球茎がない。葉は長さ約三〇センチメートルの楕円形。花茎は長さ六〇~九〇センチメートルで弓状に湾曲して、径六センチメートルぐらいの花を総状に多数つける。花は純白で舌弁に黄・赤色の条線や斑点がある。ファレノプシス。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「胡蝶蘭たれたり魚は紺青に」(出典:新樹(1933)〈水原秋桜子〉)
  3. 植物うちょうらん(羽蝶蘭)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「胡蝶蘭」の解説

胡蝶蘭 (コチョウラン)

学名Phalaenopsis aphrodite
植物。ラン科の常緑多年草

胡蝶蘭 (コチョウラン)

植物。ラン科の多年草,園芸植物。ウチョウラン別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む