世界大百科事典(旧版)内のapprenticeの言及
【徒弟制度】より
…ヨーロッパ中世の職業技術訓練に典型的にみられる制度で,親方制度とも呼ばれる。手工業ギルドを中心に同職組合が形成された14世紀ころ,それと結合しつつ確立した。親方master(ドイツではマイスターと呼ばれる),職人journeyman,徒弟apprenticeという身分的な階層制度を形成する。親方は契約によって徒弟を雇い,衣食住を保証するが賃金は支払わず若干のこづかい銭を与える。徒弟は親方の家に住み,職業技術を習得するほか,雑用を行った。…
※「apprentice」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」