世界大百科事典(旧版)内のCaryaの言及
【ヒッコリー】より
…北アメリカ原産のクルミ科の高木で,日本にも植栽される(イラスト)。材はスキーの板などに使われた。若枝や葉軸には腺毛があり,芳香がある。葉は羽状複葉で,5~7枚の小葉がある。雄花序は分枝する尾状花序で,新枝の基部に出る。雌花は新枝の先端に短い花序をなす。雌花の外面は薄緑色で毛があり,上部には,三角状の小苞,花被片よりなる4突起に囲まれて,濃赤色のめしべがある。果実はほぼ球形で,4本の縦のくびれがあり,熟すとこの線に沿って割れ,核を出す。…
※「Carya」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」