世界大百科事典(旧版)内のcastañuelasの言及
【スペイン音楽】より
…管楽器も,ガイタgaitaと呼ばれる縦笛,ドゥルサイナdulzainaと呼ばれる素朴なクラリネット,あるいはバッグパイプ(これもガイタと呼ぶことが多い)など,地方によっていろいろな種類が用いられる。打楽器はともに古い起源をもつタンバリン(パンデレータpandereta)とカスタネット(カスタニュエラスcastañuelasまたはパリーリョスpalillos)のほか,大小の太鼓類がある。クリスマスの楽器として知られるサンボンバzambombaは,太鼓の中央に1本のアシを通し,ぬれた手でそれをこすることにより面皮を共鳴させる〈摩擦ドラム〉である。…
※「castañuelas」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」