世界大百科事典(旧版)内のCladoceraの言及
【鰓脚類】より
…幼生はノープリウス期,またはメタノープリウス期で孵化(ふか)する。約800種が知られ,無甲目Anostraca(ホウネンエビ,アルテミア),背甲目Notostraca(カブトエビ),貝甲目Conchostraca(カイエビ),枝角目Cladocera(ミジンコ)の4目に分類されている。【蒲生 重男】。…
【ミジンコ(微塵子)】より
…この卵殻包は甲皮から脱落し,冬卵は卵殻包に保護されたまま水底に沈み,良好な環境となったとき,この卵から雌が孵化してくる。 ミジンコ類Cladoceraは繁殖力が大きいので,湖沼のプランクトンとして大量に出現し,魚類などの主要な天然餌料として重要である。そのためコイやキンギョなどの養魚池では,昔から施肥を行い,人工的にミジンコを多量に発生させ,繁殖させている。…
※「Cladocera」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」