薄い分枝した葉状の遊泳脚をもつ原始的な小型甲殻類で,鰓脚亜綱Branchiopodaに属するものの総称。おもに淡水産であるが,少数の海産の種類も含む。胴節に形態的分化がほとんど見られないことなどから,現生の甲殻類のうちではカシラエビ類に次いで原始的であると考えられている。葉状の遊泳脚にはえらを備え,同時に呼吸器としての役割も果たしている。背甲は無甲類を除き発達している。通常ノープリウス眼のほかに複眼をもち,複眼は有柄か,または皮下に埋もれている。葉状の遊泳脚のある体前部を胸部,無肢の体後部を腹部と呼んでいる。腹部の末端には尾叉(びさ)がある。幼生はノープリウス期,またはメタノープリウス期で孵化(ふか)する。約800種が知られ,無甲目Anostraca(ホウネンエビ,アルテミア),背甲目Notostraca(カブトエビ),貝甲目Conchostraca(カイエビ),枝角目Cladocera(ミジンコ)の4目に分類されている。
執筆者:蒲生 重男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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⇒ 葉脚類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
[名](スル)1 人から受けた礼・贈り物に対して行為や品物で報いること。また、その行為や品物。「地酒を贈って返礼する」2 仕返しをすること。また、その仕返し。意趣返し。返報。[補説]書名別項。→返礼[...