世界大百科事典(旧版)内のconfrérieの言及
【コンパニョナージュ】より
…またしばしば雇用側に対するストライキ運動が展開され,騒擾にまで至ることもあった。 職人組合は,職業的保障のみでなく,ふつう兄弟信心会confrérieという信仰団体の姿をまとい,仲間職人の死去に際しては葬儀などを保証し,各職種の守護聖人祭などを独自に行った。アンシャン・レジーム下において,王権と教会の聖俗双方の当局は,この職人たちの秘密組織を解散させようと何度も試みたが,いずれも成功しなかった。…
※「confrérie」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」