世界大百科事典(旧版)内のConiogrammeの言及
【イワガネソウ】より
…ホウライシダ科の多年生シダ植物(イラスト)。常緑性だが,寒い地方では夏緑性となる。根茎は長くはい,しばしば大きな群落を作る。葉身は長卵形から広卵形,2回羽状複生,大きなものは長さ1mをこえる。羽片や小羽片の上部は漸尖し,側脈は網状に結合,脈端は葉縁の鋸歯の底に届かない。本州以南の暖地の,適度に深いやや湿った土壌のところに多く,スギ林の立地条件とよく一致するため,造林のさいの指標とされることがある。幼植物の葉は単葉で,しばしば中肋に沿って黄緑色の鷹の羽様の斑が入るので,観賞用に栽培されることがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」