世界大百科事典(旧版)内のDelphiniumの言及
【デルフィニウム】より
…切花用として,また花壇に栽培されるキンポウゲ科の秋まき一年草(イラスト)。花の形からチドリソウ(千鳥草)とも,ヒエンソウ(飛燕草)とも呼ばれる。茎は高さ80~100cm,直立し,上部で小枝を分け,5月に総状にたくさんの花をつける。葉は秋から冬の苗のうちは根生しているが,春に茎が直立すると,掌状に3裂し,さらに2~3回羽状に細裂した葉を茎に互生する。花は赤,紫,ピンク,白などに彩られた5枚の萼が花弁のように見え,大小不同で,基部の最も大きな1片に距がある。…
※「Delphinium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」