EC共通自動車政策(読み)イーシーきょうつうじどうしゃせいさく(その他表記)common motorcar policy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「EC共通自動車政策」の意味・わかりやすい解説

EC共通自動車政策
イーシーきょうつうじどうしゃせいさく
common motorcar policy

自動車輸入に関して EC委員会が打ち出したヨーロッパ共通の政策案で,1992年の市場統合を機に輸入規制を段階的に廃止し,完全自由化するというもの。主な内容は,(1) 91年1月から段階的に国別規制の撤廃を行ない,93年1月から廃止する,(2) 一定の経過期間を設け管理的な輸入制限措置を行なう,(3) 経過期間終了後は完全自由化する,(4) 義務的なローカル・コンテンツは設けないが,経過期間中,域内の外国企業の生産高については,管理規制の対象となりうる,というもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む